「リンゴ病」ってご存知ですか?正式病名は「伝染性紅斑」です。頬がリンゴのように赤くなることから「リンゴ病」とも呼ばれます。小児によく見られる流行性の発疹症なのですが、実は大人も罹ります。最近もふたり(いずれも女性)リンゴ病の患者さんが来院されました。
症状が子供と大人では少し異なります。子供より大人のほうが発疹がひどく、熱感や痒みの訴えも強いようです。ただし、その名前の由来となっている頬の発赤症状は少ないとされています。この他、手足の浮腫み、頭痛、関節痛を訴えることもあり、ひどい場合は痛みのために1〜2日程度寝込むこともあります。しかし、だいたいは合併症を起こすことなく自然に治ります。
発疹が出たときにはすでに感染力はありませんから、この時点で人にうつす心配はありません。ただ、リンゴ病と分かったときには既に時遅しで、誰かにうつしているかも知れません。ということは、普段から手洗い・うがいを励行し、お互いうつさない、もらわないよう気をつけるしかありませんね!とくに、妊婦さんは死産、流産の原因ともなりますので要注意です。